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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日のドル円は上下に動く展開はあったものの、上下に行って来いの印象が強く、110円を挟んだ攻防といったところでしょうか。
ダウや日経、株式市場が良くなり割には耐えたなという印象なのですが、それでも長期足で見ればまだまだ上値が重く、下落リスクが高い状況が継続している印象ですね。
また、相場全体としてのドルの強さですが通貨ペアによってドルの強さが違い、その結果ドルインデックスではさほど動かないといった状況になっています、
すでに昨年からの一方的に強いドルは終わっており、その中で米国の利上げ織り込みも落ち着いてしまったため、対ドルの通貨の強さによって、ドルよりも強い、弱いが変わり、今の状況のようですね。
その中で円は現状では一旦の強い円高は落ち着いたものの、それでも強めであることは変わりがない印象ですね。
よって、何かあれば一気に円高進行という可能性が考えられ、ドル円などで大きな陰線をつけるような下落初動となりえる動きがあれば、一気に状況が変わる可能性があります。
そういった動き、さらに上値での反応に注意しつつ、109円近辺の安値も意識されそうなので、上値、下値の意識されるポイントをまずは整理ですね！
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートですが昨日は思ったよりも上を強くトライする流れでスタートしたのですが、その後は上値を抑えられ最終的には小さな陰線で1日を終えました。
昨日のこのろうそく足では上、下の判断は難しく、今すぐ下落や上昇という状況でもなさそうです。
ただ、直近の安値からの上昇全体を見ていると上昇はしているものの、上値が重く、フラッグを形成しているようにも見えますね。
さらに安値から連続陽線だったのが、昨日は小さいながらも陰線になっていることから、いつ下にブレイクしても不思議ではない状況です。
仮に今後大きな陽線などで上昇してしまえば111円台まで上昇の可能性は出てくるのですが、逆に大きめな陰線で下落する、フラッグをブレイクするという展開なら、安値トライを考えたい形です。
よって下値の109円の安値は注目、上値はまずは直近の下落で引いたフィボナッチ38.2％（110.30）近辺、そこを抜けると111円台のゾーンですね。
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足で気になるのが、現状は注目の上値の意識されるポイント38.2％を若干ながら達成しています。
ヒゲもつけているので、これがトップになる可能性はあるのですが現状では上に向かっており、その中で上値にダイバージェンスもない状況なので、今後高値を更新する可能性もあります。
ただ、今の上昇自体は上値が重く、高値を抜けても若干の上抜け、場合によっては高値を切り下げて下落という可能性もありそうで、この2つの可能性を考え、上値でのヒゲや叩かれるような動きがあれば注目です。
まぁ、単純にこの240分足でのトレンド転換を狙った売り戦略という形でもいいかもですね。
今の上昇トレンド自体が調整の上昇トレンドにも見えるので、そういった意味では下目線を中心に考え、仮に買いを考える場合には何かの材料により大きく反発して上に張り付く、逆に下に向かい109円台でヒゲをつけるという状況でないと厳しいかなと思っています。
ただ、今のドル円は強めのドルと円に挟まれる形になっており、他のクロス円の方が動き出した時に大きく動く、またはすんなり動く可能性があるので、ドル円だけでなく、他の通貨ペアもしっかりチェックです！
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】