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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日はドル円、クロス円全般的に下落し、まさに連休前の巻き戻しが発生したという印象ですね。
10連休なので、それも致し方なし・・・といったところでしょうか。
ただ、円高が進行した印象の中でドル円については他よりも下落が小さいように見え、それはドルが一方で強い状態を保っていることが影響していそうですね。
そして、今日は米国でGDPの発表があるので、その結果によりまた米ドルが強くなるのか?それとも弱くなるのか?一定の流れができる可能性がありそうです。
市場予想としては控えめなので、予想に反して強い結果だとドルが強くなるのですが、ただドルが強くなればユーロドルなどのドルストレートが下落、その結果クロス円が下落し、ドル円は強いドルと円に挟まれる可能性も・・・、最近多い動きです。
また、このGW中には円高進行を懸念する市場参加者も多く、そうなると今ドル円、クロス円の中で下落が強いものは続落、そして比較的底堅いものは下で拾うという目線がよさそうで、ドル円についてはその中で下で拾う通貨ペアかなと思っています。
どこで拾うか?については、悩ましいところですが、一旦下に大きめに下落するようだとむしろ買いやすいかな?という部分もあり、底堅さのチェックと共に大きめ下落があった場合には、その後の巻き戻しに乗るという2つの目線をもっておきたいですね。
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう!
ドル円日足チャート(クリックするとチャートが大きくなります)
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートでは昨日それなりに大きな陰線をつけています。
ただ、陰線でもヒゲが多少あることを考慮すると、これがヒゲなしだと思って大きなが下落の可能性が高くなってくるのですが、現状では上への反発の可能性も、続落の可能性もあるという状況ですね。
特に昨日サポートされているポイントは200日の移動平均線なので、200日移動平均近辺でサポートされる可能性が1つめのシナリオ、そして更に下落して、その下でサポートされる可能性が2つめのシナリオと考えたいですね。
市場ではGW中に仕掛け的な動きで一定下落するとみる市場参加者もいるようなので、大きめな下落があった場合には、そのボトムからの買いは常に考えておきたいですね。
今の下落の多くが買いポジションなどのポジション調整や利確によるものであれば、それが一巡してくると、下で買い戻しという心理も働きやすいため、ドル円に関しては下で買いがいずれにしてもメインになりそうです。
ドル円240分足チャート(クリックするとチャートが大きくなります)
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足では既に下ヒゲをつけてきています。
これが日足で200日移動平均線近辺のヒゲであり、ここから反発という可能性がありそうです。
ただ、直近の動きでは反発、反落を短期間に繰り返し、さらに連休前なので、無理をせず、今後この近辺で更なるヒゲをつければというくらいでも良さそうです。
そして、本音を言えば今の相場はクロス円で円高が進行する環境です。
よってもっと下に引き付けたい。
そこで、売りはクロス円で考えつつ、ドル円がそれに引っ張られる形で下落して、その下落が止められ反発の予兆があれば、下での買いを検討をしていく形の方が、今の環境では良さそうです。
一旦下にダイブして、そこからの反発を狙うという形ですね。
ちなみに下値のポイントを整理すると、現状が直近の上昇で引いたフィボナッチ(赤)の61.8%近辺のゾーン、ここを抜けると大きく引いたフィボナッチ(青)の61.8%が110円台になるので、昨日の勢いや円高進行中の事実を見るならば、110円台までも視野に入れて待つのがいいかもです。
それでは、今日も頑張りましょう!
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Source: ここ掘れワンワン!「井手慶之のFX為替予測研究所」【為替 予想】