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FOMC議事録受けNYダウ反落、ドル円反発終了か?

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昨日の海外時間には、ドル買いが強まる場面もありましたが、FOMC議事録がタカ派的だったことからNYダウが反落して円買いが強まりました。

欧州時間、日経平均先物が軟調に推移して円買いが優勢となって、ドル円は107.30円台まで、ユーロ円は132.30円付近まで下落しました。この間ユーロドルは1.2320付近のもみ合いが続きました。

NY時間にはいると、日経平均先物が反発したことから円の売り戻しが優勢となって、ドル円は107.70円台まで、ユーロ円は132.70円台まで反発しました。ユーロドルは引き続き1.2320を中心とした値動きが続きました。

NY時間午後、FOMC議事録が公表されると、一旦ドル売りが強まりましたが「さらなる漸進的な引き上げ(を見込んでいる)」「(経済には)相当の基調的な勢いがある」「短期的な経済成長予測を昨年12月会合時から上方修正した」などと全体的にタカ派的なトーンだったことから米長期金利が上昇してドル買いが優勢となって、ドル円は107.90円台まで上昇、ユーロドルは1.2280台まで下落しました。

東京時間にはいってからは、日経平均が下落していることから円買いが強まっています。

今日の海外時間には、独・2月IFO景況指数、英・第4四半期GDP(改定値)、米・新規失業保険申請件数、米・1月景気先行指数の発表と、ダドリー・NY連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁があるほか、欧州中央銀行(ECB)議事の公表が予定されています。

NY時間に発表されたFOMC議事録は、全般的にタカ派的な内容だったことから一旦ドル買いに反応しましたが、NYダウが大きく(高値から500ドル弱)下落したことからリスク回避の動きで円買いとドル買いが強まりました。また今日の東京時間にも日経平均が反落して円買いの要因になっています。ドル円相場は、そもそも先週金曜日からの反発で2月の下落幅の50%(108.00付近)近くまで戻したあとで、反落してもおかしくないタイミングでした。また再三ご紹介しているように季節的には円高になりやすい季節なので、105円台からの反発は終了した可能性が高いと考えられます。

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Source: 高野やすのりののりのりFX

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