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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日はFOMC議事要旨の公表がありましたが市場としては判断に困るといった中途半端な内容だったようです。
時期が時期だけに市場が混乱しないよう、または極端な受け取り方をしないよう配慮されたんでしょうね。
その中で相場全体的にも動きとしては限定的で、このまま引き続き他の材料を見ながら、特に米中協議やEU離脱の期限に向かって様々な思惑で動くといった形でしょうか。
それと共に米国経済の減速懸念、世界経済の減速懸念の引き合いも続きそうですね。
そんな中のドル円ですが、やはり上値が重いとしか言いようがないですね・・・。
もちろんこのまま上昇して高値更新という可能性は考えられるのですが、それでも仮に高値を更新しても限定的、その中でドル円は反落前のいい形を形成してきたかな？という印象が正直なところです。
ただし、先日からお伝えしている通り、仮に下落しても日足ベースでの押し目の可能性も考えられるため、それらも考慮する必要がありそうで、ドル円の現状はそろそろ反落警戒と共に、下で何をチェックすべきかを整理する必要があるのかなと思っています。
今日はここまでのドル円で形成されているパターンや状況、今後のポイントをご紹介します！
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートですが、上値にダイバージェンスはついていない状況であるため、まだ高値更新の可能性はあるかな？という見方もできる状況ですね。
ただ、現在の上昇トップの形はスイングトップによくある形ですし、その後の緑の楕円で囲った上昇を見ると相当に上値が重いというのが分かります。
高値更新をしても次の更新でダイバージェンスがつけば上値は抑えられる、その中で今の形を考慮すれば、今のドル円は一旦の下落待ちといったところでしょうか。
そして、その下落を売りで取れればと思いたいのと同時に、注意すべきは仮に下落しても青の楕円で囲った下落スイングと同じ階層の調整スイングである可能性があることです。
形がきれいなので、もっと大きな下落も期待したいのですが、いずれにしてもこの可能性を考えながら売り、そして下での買いという目線は変わらずですね！
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足を見てみると昨日FOMC議事要旨という注目イベントがあったにも関わらず、高値を更新することが出来ていないですね。
それと共に緑の楕円で囲った上昇では少し幅はありますが、きれいに調整しているように見えます。
よって、この上昇が終わると一旦は下落に入る可能性があるため、仮にこの調整をブレイクしたら売りの検討もできそうです。
ただ、日足でお伝えした通り、次の下落は押し目なのか？本格的な反落なのか？という判断は現状ではまだできない状況であり、それであれば下で支えられる可能性を考慮しながらリスクリワードをしっかり確認したいですね。
最近の動きを見ながら、今の上昇の形がきれいなだけに期待はしたいのですが、状況に応じて対応できるようにしておきたいですね。
そして、今の相場、そしてドル円は流れが出来難いのが難点です。
よって、下を狙う場合もしっかりブレイクを確認する、または上昇して上値での反落サインを待ってからでも遅くないかもしれません。
よくある相場の動きとして何度も何度も同じ方向をトライしている内に、抜けないと悟り、ピークをつけ反落という動きはよくあります。
現状で111円が意識され、何度かトライするも抜けられない状況なので、少し下期待をしたい状況かなと思っています！
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】