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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
為替相場全体的に見ればドルの強さは減速しており、昨日のFOMC議事録公表でも、その内容から市場はFRBが今後利上げに慎重な姿勢をとるといった見方が多く出ているようで、まだドル売りの動きが続くかな？という印象ですね。
ただ、思った以上に勢いがつかないという事実もあり、特にこのドル円に関しては下落はしているものの下に向かい勢いはなく、むしろ底堅い？という印象がありますね。
まぁ、現状では三角形を形成しており、その中で推移してしまっているので、このどちらかをブレイクしないと本格的に大きく動き出すというのは厳しいかもしれないですね。
さらにこの三角形、テクニカル的に見れば三角形形成前の動きは上なので、上へブレイクする可能性がある。それと同時に114円～115円の上値の重さやドルの弱い、米国経済減速への不安を考えれば、下へブレイクも考えられるといった悩ましい状況ですね。
現状でどちらか？と考えても、おそらく答えは出ず、選択肢としては抜けてから考える、もみ合い内で両方を考えるの2つですね。
そういった意味では、まずは上限や下限に引き付けるといった対応が良さそうで、今日はそのドル円のここまでの動きと今後のポイントをご紹介したいと思います。
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートですが、一昨日から陰線をつけていますが形としては底堅いという印象が強いですね・・・。
調整に見えます。
そして、これが仮に調整なのであれば、三角形内の直近の上昇スイングに引いたフィボナッチ61.8％（112.95）近辺には注目であり、その近辺まで底堅い展開となったり、下落の勢いが低下する展開になれば、反発の可能性を考える必要がありそうです。
多少オーバーシュートする可能性を考えても反発の場合には、112円台がポイントとなってきそうです。
また、同時に三角形だけに上値も強く意識され、特に114円近辺は過去に何度も止められており、この近辺での反落サインやここから強めに叩かれるなどの初動が見られるようなら売りの検討といったところでしょうか。
これを勘案しつつ、現状レートを見てみると113円の半ば近辺・・・非常に中途半端ですね。
今日は金曜ですし、上か下という形で絞って考えてしまっても良さそうです。
続いて240分足チャートを見てみましょう！
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円240分足チャートです。
この240分足では三角形を緑で囲ったみました。
それと共に直近の上昇にフィボナッチを引いてみたのですが、そのフィボナッチ61.8％～78.6％のゾーンと三角形の下限が重なっていますね。
この近辺は意識される可能性があり、今後下落をしてきて、この近辺に向かい勢い低下で横に流れ始める、またはヒゲなどをつけて勢い低下が見られる場合には、この近辺からの反発に要注目ですね。
また、現状の形では、このまま下落していく可能性も十分あるのですが、先ほども書いたようにレート帯的に非常に中途半端なので、ここからの売りは若干危険かなと思っています。
そうなると上に引き付けるという意識が必要になり、上のチャートでは引いていないのですが直近高値から今の下落で引いたフィボナッチの61.8％より上に引き付けたいですね。
その61.8％が113.70近辺なので、目安としては113.70～114.00近辺としたいところです。
金曜、そして月末、さらに米中貿易交渉なども注目される中なので無理をする必要はなく、まずは絞って考えたいですし、他の通貨ペアできれいなものや期待できるものも多いので、しっかりそれらもチェックですね！！！
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】