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リップル(Ripple)がマレシーアの大手金融グループのRippleNet参加を発表

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ブロックチェーンの導入を決めた東南アジアを代表する金融グループ

CIMBグループは東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で、5番目に大きな規模を持つ銀行としても知られている。今回リップルネットに参加することにより、CIMBグループは世界中にある100以上の金融機関とつながり、同グループの国際送金ビジネスの成長が見込まれている。

リップル社の発表によると、これらの地域の決済システムはこれまで相当な時間が必要で非効率で、よりよいサービスを提供することはかつてないほど重要になっている。またCIMBグループは、同地域の中でも、比較的早い段階で効率的な国際送金のためにブロックチェーンを導入する銀行になる。

世界銀行が4月23日に発表したレポートによると、今年の東南アジアへの送金額は2017年の1,170億ドル(約13兆2,800億円)から2.5%成長し1,200億ドル(約13兆6,000億円)に達すると予想している。

プレスリリースによると、リップル社の技術はCIMBのスピードセンド(SpeedSend)と呼ばれる送金プロダクトに応用される。このサービスは、顧客間の送金と着金を行うプラットフォームで、今回のリップル社との協業により国際送金を改良することになり、既にオーストラリアやアメリカ、イギリス、香港への送金を可能にしているという。

「世界中の金融機関はブロックチェーン導入することに」

CIMBグループの最高経営責任者(CEO)であるZafrul Aziz氏は今回の件について、「リップルネット(RippleNet)に参加できたことを喜ばしく思う。そして、互いの強みと能力を生かしたリップル社との有益なパートナーシップを楽しみにしている。この革新的なブロックチェーンソリューションは国際送金に革命をもたらすことになる。また、東南アジア諸国にいる顧客にコストと早さの面で効率的なソリューションを提供し、デジタル化を進めてきた私たちの取り組みの証となる」と述べた。

リップル社のブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)最高経営責任者(CEO)は、「私たちは、世界中の銀行をはじめとする金融機関はより透明で早く、低コストな決済システムを可能にするブロックチェーンを導入することになると考えている。今回リップルのブロックチェーン技術を導入することで、CIMBの顧客は大切な資金を家族や友達、愛する人により効率的な送金ができるようになるだろう」とコメントした。

参考資料:https://coinchoice.net/cimb-group-joins-ripplenet-improve-cross-boarder-remittance/ 

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Source: 仮想通貨情報局

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