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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
昨日はFOMC後の声明発表がありました。
基本的には現状維持が発表され、これはほぼ予想通り、そして最も注目された今後の利上げペースについては一部4回を予想する市場参加者も少し多くなってきた印象ですね。
そして、昨日の動きとしてはドル円はFOMC前には結果を織り込みにいったように上昇し、その後発表時には上下に振れるといった印象の中で、結果大きく動きませんでしたね。
今回のFOMCでは全会一致で金利据え置きとなり、これについては今後の積極的な利上げに対しては物足りない状況、一方で3月利上げの可能性は残っていることで、受け取り方がまちまちになったのでしょう。
いずれにしても、ドル円は昨日と比較すれば109円台まで回復しており、そろそろ上値の限界付近、110円近辺まで上昇できればその上も見込まれる状況にはなるのですが、言い方を変えれば、そこまでの上値が重ければ反落の可能性もあるということで、その点では注意が必要になりそうです。
よって、まずは現在レートから109円台後半近辺に向かっての上昇の上値の重さに要注目ですね。
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円240分足チャートです。
この240分足では昨日のFOMCを挟んで若干上下動はしているものの、形的には直近の上昇が強いように見え、まだ上をトライする可能性がありそうです。
ただし、ボトムから数えれば現在は3つ目のスイングとなっていることから、これがエリオット波動の調整波であれば、そろそろ上昇が終わり、再度安値トライという可能性はありそうです。
現状では、このシナリオでもまだ少し上がありそうな雰囲気ですが、今後上値で長い上ヒゲや短期足でダイバージェンスなどが伴ってきた場合には要注意ですね。
また、ここから上の意識されるポイントを強く抜ければ次がエリオット波動の推進波3波となる可能性もあります。
勢いよく抜けて、110円近辺で続伸を示す調整などがあれば、そろそろ2番底を狙うといったイメージで押し目買いもありそうです。
では、どちらのシナリオが優先なんでしょうか？
これまでの動きや勢いなどを見れば、前者シナリオが優先かなと思うのですが、市場の心理的にドル安への警戒感が少し和らいでいるように感じます。
そう考えれば上を見たい！というのが本音なのですが、次にご紹介する60分足ではそろそろ反落の可能性もあるように見えることから、いずれにしても次の上昇に注目したいですね。
ドル円60分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円60分足チャートです。
この60分足チャートでは、直近のボトムから見れば反発はしていても上値は重くジリジリと上昇する展開に見え、直近では少しい勢いをつけているのですが、次の高値更新でダイバージェンスをつけてくる可能性もあることから、まだ上がありダイバージェンスで上ヒゲなどで上値重いようであれば上で売り、ここから勢いを上につけるような展開になれば、少し様子を見て、買い場探し（この買い場探しでも基本は上昇後の押し目買い）かなと思っています。
そこで上値の意識されるポイントですが、現在上昇中もすでに200SMAが近づいています。
さらにその上には本日のPivotR1、109.54があります。
このポイントはフィボナッチ78.6％とも近く、まずはこの近辺が意識されそうです。
上を見るためには、まずはこの近辺を抜けてほしく、逆にこの近辺で上値重く、ダイバージェンスと何度もつける、または小幅に高値を更新して上値にヒゲをつけるような展開なら売り検討、強く抜け始めたら買い検討といった感じですね。
両方を考えつつ、動きを見れば一旦上っぽく、調整パターンに見える動きから、反り上がるパターンかなというのが正直なところですね。
それでは、今日も頑張りましょう！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】